パタゴニアのブラックホールシリーズが好きで、釣りや普段使いでいくつか使っている。
100Lホイール付き(ブラックホール・ウィールド・ダッフル100L)は釣りの遠征に、70Lリュック(ブラックホール・ダッフル70L)は中禅寺湖や銀山湖での釣行に使っている。ほかにもブラックホール・キューブを釣り用の小物入れとして使っている。
どれも気に入っているし、少しコレクション的な感覚もある。
だからこそ気になるのが、ブラックホールの生地は実際に何年くらい持つのかということ。
今回は、2019年に購入したブラックホール・パック25Lを約6年間使った結果と、そのほかのブラックホールの現在の状態について書いてみる。
6年間使った25Lは、まだ普通に使える

先に結論から。
2019年に購入したブラックホール・パック25Lは、約6年間、毎日の通勤で使った。
そして現在も、バッグとしては普通に使える。
ただし、生地の一部分には劣化が出た。
劣化したのはリュック上部のふたの部分。
ファスナー周辺や縫製部分、縁のあたりが4年目くらいから少しずつ変色し、最終的には茶色っぽくなった。
表面は手で剥がせるような状態になっている。

ただ、ここは誤解のないようにしておきたい。
バッグ全体がボロボロになったわけではない。
劣化はあくまで一部分で、それ以外の生地やファスナー、ショルダーベルト、バックルなどには特に問題はない。
まだ使おうと思えば使える。
4年目くらいから変色が始まった
この25Lは通勤専用。
自転車通勤なので、雨の日も使っていたし、寒い日も関係なく毎日使っていた。
雨の日はレインカバーを使用。
中には弁当、飲み物、カッパなどを入れていた。
特別なメンテナンスはしておらず、汚れたときに雑巾で拭くくらい。
そんな使い方で、4年目くらいからふたの縁のあたりが少しずつ変色してきた。
最初は小さかったが、時間が経つにつれて広がっていった。
自分の感覚では、ファスナーの開閉などで力がかかる部分に劣化が集中したように見える。
ただし、それが劣化の原因だとは断定できない。
6年目には、変色した部分が茶色くなり、表面を手で剥がせる状態になった。
それでも買い替えたのは、機能ではなく見た目
6年間使っても、バッグとしての機能には大きな問題はなかった。
ただ、毎日の通勤で使うバッグとなると、近くで見たときの劣化が気になってきた。
表面が剥がれているので、釣り用として使うならともかく、通勤用として使うとなると清潔感に欠ける。
そこで2025年に買い替えた。
とはいえ、ブラックホール自体は気に入っている。
25Lというサイズ感もちょうどいいし、背負いやすい。腰ベルトがないのも日常使いには使いやすい。また、小雨程度であれば濡れないし、汚れても拭けばすぐ落ちる。
そのため、別のバッグではなく、現行モデルのブラックホール・パック25Lを選んだ。
現行モデルは生地の質感が違う

現行モデルを手にして感じたのは、生地の質感の違い。
旧モデルはツルツル、テカテカしたコーティング感の強い生地だった。
現行モデルはそれよりマットで、布っぽい印象がある。
パタゴニアの公式情報では、現行モデルは300デニールのリサイクル・ポリエステル100%リップストップに、リサイクルTPUフィルムをラミネートした仕様になっている。
生地が変わったので、耐久性についても期待していた。
ところが、2026年になって変化に気づいた。
現行モデルにも同じ場所に変色が出た
現行モデルで変色が出たのも、旧モデルと同じふたの部分。
しかも、色の変わり方は旧モデルの初期段階と似ている。

ただし、今のところは変色だけ。
旧モデルのように表面が剥がれているわけではない。
購入からまだ1年ほどなので、この時点で「現行モデルも同じように劣化する」と判断することはできない。
この先どうなるのかは、もう少し使ってみる必要がある。
ほかのブラックホールはどうなのか
自分が持っているほかのブラックホールも見てみると、今のところ同じような劣化は出ていない。
100Lホイール付きは2022年から使用。
年に1〜2回、釣りの遠征で使っていて、雨に濡れることもある。
こちらは現在のところ、変色も剥がれもない。

70Lリュックも2022年頃から使用。
中禅寺湖の山側へ徒歩で行く際や、銀山湖などで使っていて、こちらも雨に濡れることがある。
現在のところ問題はない。

さらに、ブラックホール・キューブは6〜7年使っている。
こちらも生地の変色や剥がれはない。
ただし、キューブは雨に濡れるような使い方ではない。

こうして比べると、同じブラックホールでも、使用頻度や環境によって状態はかなり違う。
「ブラックホールは何年持つ」とは言えない
今回の25Lの経験だけなら、4年目くらいから生地の一部分に変化が出始め、6年目にはその部分が剥がれる状態になった。
一方で、6〜7年使っているキューブには問題がない。
4年ほど使っている100Lと70Lにも、今のところ問題はない。
だから、自分の経験だけで「ブラックホールは6年で劣化する」とは言えない。
言えるのは、
毎日使った25Lでは、4年目くらいから特定の部分に生地の劣化が始まった。6年使ってもバッグ全体はまだ使える状態だった。
ということ。
そして、個人的に一番気になっているのが現行モデルだ。
現行モデルは何年持つのか
旧モデルでは4年目くらいから変色が始まった。
現行モデルは生地の質感が大きく変わっている。
それでも約1年で、旧モデルと同じふたの部分に似た変色が出始めた。
これが今後どうなるのか。
旧モデルと同じように表面の剥離まで進むのか、それとも変色だけで止まるのか。
現時点では分からない。
ブラックホールは安いバッグではないので、できれば長く使いたい。
自分としては、修理できるうちは修理して使い続けたいと思っている。ただ、生地そのものが劣化して剥がれたり、ボロボロになったりすれば、そこが実質的な製品寿命になる。
だからこそ、今後は現行モデルをできるだけ長く使って、実際に何年くらい持つのかを自分で確かめてみたい。
その結果を、今後ブラックホールを買うときの判断材料にしたいと思う。





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