真空ポンプ式スマホ防水ケースを3年使ってみた|普通の防水ケースより操作性が高い

タックルレビュー

釣りをしていると、スマホを水から守りたい場面は意外と多い。

魚の写真を撮るとき、雨の中でスマホを操作するとき、釣果を記録するときなど、水辺でスマホを使う機会は多い。

最近のスマートフォンには防水性能があるとはいえ、「防水だから大丈夫」と思っていると痛い目を見ることもある。

実際、私はスマホの防水性能を過信して、釣りが原因でスマホを故障させた経験がある。

その後、一般的なスマホ防水ケースも使ってみたが、操作しにくかったり、写真が撮りづらかったりして、結局スマホをケースから出して使うこともあった。

そこで使い始めたのが、空気をポンプで抜いてスマホとフィルムを密着させるタイプのスマホ防水ケースである。

私が使っていたのはSweetleaffのエアポンプ付きスマホ防水ケース。約3年間、釣りを中心に使ってきた。

結論から言うと、このタイプの防水ケースはかなり使いやすかった。

特に良かったのが、防水しながらスマホを普通に操作しやすいことである。

釣りでスマホを2回水没させた

釣り中にスマホを水没させたのがきっかけである。

最初に水没させたのはiPhone 7だった。

浅瀬で魚を撮影していたとき、魚の向きを調整している際に落としてスマホが水に浸かってしまった。

iPhone 7には防水性能があるため、「これくらいなら大丈夫だろう」と思っていた。

ところが、時間が経つにつれて画面がおかしくなり、最終的には水没により故障と診断されてしまった。

そこで、普通のスマホ防水ケースを購入した。

これならもう安心だと思ったのだが、実際に釣りで使ってみると別の問題が出てきた。

とにかく操作しづらいのである。

ケース越しにスマホを操作するため、タッチ操作がやりにくい。

写真を撮ってみても、ケースのフィルム越しになるので、よく撮れない。

そのうち、魚を撮影するときにケースからスマホを取り出すようになってしまった。

これでは何のための防水ケースなのか分からない。

そして、その後のiPhone Xでも水によるトラブルを経験した。

雨の中で釣りをしていて、ケースに入れていない状態で電話をした。

「iPhone Xなら7より進化してるはずだし、防水性能も向上しているはず。多少濡れても大丈夫だろう」と考えていたのだが、車で帰宅中に徐々に画面やスピーカーに不具合が出た。

かろうじてデータ移行はできたが、かなり面倒だった。

この経験から、

「水から守れること」と「普通に使えること」の両方を満たす防水ケースが欲しい

と思うようになった。

そこで見つけたのが、真空ポンプ式のスマホ防水ケースだった。

真空ポンプ式スマホ防水ケースとは?

一般的なスマホ防水ケースは、スマホを袋状のケースに入れてふたを閉じるだけである。

一方、真空ポンプ式は、ケースにスマホを入れたあと、上部についているポンプでケース内部の空気を抜く。

すると、ケースのフィルムがスマホの画面に密着する。

この構造によって、ケース越しでもタッチ操作がしやすくなるのが大きな特徴である。

一番良かったのは「操作性」

私が真空ポンプ式の防水ケースを使って一番便利だと感じたのが、スマホの操作性である。

空気を抜いてフィルムを画面に密着させることで、ケースに入れていない状態に近い感覚で操作できる。

もちろんケースなしと完全に同じではない。

それでも、普通の防水ケースを使ったときと比べると、かなり操作しやすい。

釣りでは、

  • 写真を撮る
  • SNSで釣果情報などを確認する
  • LINEやメッセージを見る
  • 電話をする
  • 天気や釣り場の情報を確認する

など、スマホを触る場面が意外と多い。

そのたびにケースから出し入れするのは面倒である。

真空ポンプ式なら、ケースに入れたまま操作できる。

これが非常に楽だった。

防水ケースに入れたままでも写真はきれいに撮れる?

釣り人にとって、ここも重要なポイントだと思う。

防水ケースを使って写真がきれいに撮れなければ、防水ケースから出すことになるので意味がない。

私も最初はここを心配していた。

しかし、実際に3年間使ってみた感想としては、普通に使っている分には写真の違いはほとんど気にならなかった。

ケース越しになるので、何も付けていない状態と完全に同じではない。

ただ、釣った魚を撮影する程度であれば、私は特に不満を感じなかった。

ちなみに私がInstagramやブログにアップしている釣り中に撮影した画像などは、全て防水ケースに入れて撮影したものである。

防水ケースに入れて撮影
防水ケースに入れて撮影

Face IDも普通に使えた

iPhoneで使う場合、Face IDが使えるかどうかも気になるところだろう。

私が使っていた環境では、Face IDも問題なく使用できた。

雨の中の釣りでも安心感がある

釣りでは、川や海に落とすことだけが水濡れの原因ではない。

むしろ、雨や水しぶきの方が日常的な問題かもしれない。

私はケースを首からぶら下げたうえで、ジャケットの胸ポケットに入れて使っている。

そのため、雨が降ってきてもスマホを出すことにあまり抵抗がない。

魚を撮影するときも、ケースに入れたまま操作できる。

川の上でスマホを操作するときも、普通の状態より安心して使える。

「スマホを濡らしたくないから、なるべく触らないようにする」という状況にならないのが良いところである。

3年間使って壊れなかった

私が使っていたSweetleaffのケースは、約3年間使用し、現在も現役である。

私自身は3年間使ってみて、耐久性に関して大きな不満を感じることはなかった。

空気が抜けてくるのが分かるのも安心

真空ポンプ式には、もう一つ面白いメリットがある。

きちんと密閉されていれば、ケース内の空気を抜いた状態を維持できる。

逆に、どこかから空気が入ってくるようになれば、徐々に真空状態が弱くなってくる。

つまり、密閉状態に問題が起きた場合に気付きやすいのである。

普通の防水ケースよりも「今ちゃんと密閉されているのか」を意識しやすいのは良いところだと思う。

デメリットもある

ここまで良いところを書いてきたが、もちろん欠点もある。

ポンプが付いているので少し大きい

普通の防水ケースと比べると、ポンプが付いている分だけ大きい。

スマホを入れてポンプを操作するという一手間もある。

とはいえ、私の場合は最初に数回ポンプを操作するだけなので、そこまで面倒には感じなかった。

それ以上に、ケースに入れたまま普通にスマホを操作できるメリットの方が大きかった。

価格が高い

普通の防水ケースと比べると、価格は高めである。

真空ポンプで空気を抜いて密閉する構造を採用しているため、どうしてもシンプルな防水ケースより高価になる。防水だけを目的とするなら、安価な商品も多いため、この価格差をどう考えるかは人によって分かれるところである。

音は少しこもる

電話はできるが、ケースに入れていない状態より音量が少し聞き取りにくくなる。

動画撮影時の音声も、若干小さくなるように感じた。

とはいえ、個人的には許容範囲内である。

水に落としても浮くわけではない

ここは注意が必要である。

防水ケースだからといって、スマホが水に浮くわけではない。

ボートなどからスマホごと落としてしまえば、そのまま沈んでしまう可能性がある。

私は落下防止対策として、首からぶら下げて使っている。

真空にするとスマホに悪くないのか

購入する際にいくつかレビューを見ていたところ、「スマートフォンを真空にすると内部の機器に影響がある」といったコメントがあり、少し気になった。

私自身は約3年間このケースを使用しているが、スマートフォンの異常は、今のところ感じていない。

ただ、電子機器には真空や減圧によって影響を受ける可能性があるため、問題がないとは言い切れない。

そのため、少なくとも私の使用環境では問題は起きていないが、電子機器を真空状態にすることによるリスクがあることは理解しておいたほうがよい。

評価項目普通の防水ケース真空ポンプ式
防水◎◎
タッチ操作○◎
写真撮影△◎
装着の手軽さ◎○
大きさ○△
価格◎△

Sweetleaffが生産終了した今、同じような商品は?

私が3年間使ってきたSweetleaffのエアポンプ搭載スマホ防水ケースは、現在は生産終了となっているようで、同じものを手に入れるのは難しくなっている。

ただ、同じようにポンプでケース内の空気を抜き、スマホとフィルムを密着させるタイプの商品は現在も販売されている。

私自身はSweetleaffを実際に3年間使ってみて、この仕組み自体はかなり使いやすいと感じている。

一方で、現在販売されている別の商品については、私自身が長期間使ったわけではないので、耐久性については分からない。

そのため、「この商品なら間違いない」とまでは言えない。

ただ、真空ポンプ式というコンセプト自体はおすすめできる。

現在購入できる同タイプの商品を探している人は、一度チェックしてみてもいいと思う。

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