釣り上げた魚を撮影するときは、できるだけ魚への負担を少なくすることを意識したい。
特にトラウトなど、リリースを前提として狙う魚は、魚の状態や水温にも気を配りながら扱いたい魚だ。
自分が釣果写真を撮るときに使っているのが、シマノの「コンパクト フィッシュプール」。
これは魚を長時間キープするためのものではなく、撮影時に魚を一時的に入れておくための簡易的なプールだ。魚を直接地面に置かず、水の中で魚体を支えながら撮影できるので、写真を撮るときの負担を少しでも減らせる。

シマノ コンパクト フィッシュプール BA-027Y

自分が使っているのはMサイズで、本体寸法は30×73×15cm、重量は約0.7kg。横幅は73cmある。
普段の釣行で出会う魚を撮影する用途なら、自分にはこのMサイズで十分だと感じている。
もちろん、もっと大きな魚が掛かる可能性もある。ただ、すべての魚をプールの中で長時間キープするわけではなく、あくまで撮影のために一時的に使うものと考えれば、持ち運びやすさとのバランスも含めて扱いやすいサイズだ。
自分は中禅寺湖でレイクトラウトやブラウントラウトを狙うときにも使用しているが、普段の釣行で釣れる魚を撮影する用途なら、Mサイズで十分対応できている。
ブラックとグレー、どちらを選ぶか


カラーはブラックとグレーの2色があるが、自分はグレーを選んだ。
購入するときにシマノの製品説明を見てみたところ、グレーについて「魚が見やすい」とされていた。そこで、ブラックよりも魚体との明暗差が出やすく、魚の輪郭や模様が見やすそうだと思い、グレーを選んだ。
魚は種類によって体色や模様が大きく異なる。背景とのコントラストによって写真での見え方も変わるため、個人的には魚体を見やすく撮影したいならグレーが使いやすいと感じている。
実際に使ってみても魚が見やすく、魚体の輪郭や模様を確認しながら撮影できるので、個人的にはグレーを選んでよかったと思っている。
一方、ブラックは汚れが目立ちにくいというメリットがあるので、カラーについては釣り方や好みに合わせて選べばいいと思う。
持ち運びやすさも使いやすいポイント

コンパクト フィッシュプールは折りたためるので、釣り場への持ち運びもしやすい。
現地で広げて水を張ればすぐに使えるため、石を運んで簡易的な生簀を作るような手間もない。撮影までの間も魚を水の中で扱えるので、魚にも優しい。
また、撮影時に魚を逃してしまうリスクを減らせるのも、フィッシュプールを使う理由のひとつだ。
トラウトの釣果写真では、ランディングネットの上に魚を置き、その横にロッドやリールを添えて撮影すると、雰囲気のある写真になる。自分も、写真としてはこちらのほうが格好いいと思っている。
ただ、魚をランディングネットの上に置いた状態で撮影していると、魚が突然暴れて、そのままネットから飛び出して逃げてしまうことがある。
フィッシュプールなら、魚を水の中で一時的に保持した状態で撮影できるので、そうした撮影中の逃走リスクを抑えやすい。せっかく釣った魚を写真を撮る段階で逃してしまうのは避けたいので、最近は魚への負担だけでなく、確実に撮影してリリースすることも考えてフィッシュプールを使っている。
ただし、あくまで撮影のための一時的な使用を前提として、魚を長時間入れておくものではないと考えている。

撮影するときに気をつけていること

撮影するときは、できるだけ平坦な場所に設置し、魚がしっかり水に触れられる状態を作る。
そして、魚をプールの中で長時間待たせるのではなく、撮影はできるだけ手早く済ませる。魚の状態を確認しながら、撮影後は速やかにリリースするようにしている。
せっかく釣り上げた魚だからこそ、写真を残すことだけを優先するのではなく、魚への負担をできるだけ少なくすることを意識したい。
メジャー付きなのでサイズも記録できる
フィッシュプールにはメジャーも付いているので、写真を撮りながら魚のサイズを記録できる。
釣果をあとから振り返るときにも、魚の写真と一緒にサイズが残っていると何かと便利だ。
特に釣行記録を残している場合は、写真の中にサイズが写っていることで、そのときの魚の大きさをあとから確認しやすい。

まとめ
フィッシュプールは、魚を長時間キープするための道具ではなく、釣った魚をできるだけ負担の少ない状態で撮影するための道具として考えている。
自分は中禅寺湖でのトラウト釣行をはじめ、釣果写真を撮る場面でシマノのコンパクト フィッシュプールを使用している。
Mサイズは持ち運びやすさと大きさのバランスがよく、普段の釣行で釣れる魚を撮影する用途なら扱いやすい。
カラーは魚の見やすさを重視してグレーを選んだが、汚れの目立ちにくさを重視するならブラックを選ぶのもありだと思う。
耐久性についてもまだ1シーズンしか使用していないが、岩場で使用しても生地についてはまったく破れそうな気配はしない。
釣って、観察して、写真に残して、できるだけ元気な状態でリリースする。
そんなところまで含めて、魚との釣りを楽しみたいと思っている。


コメント